開成学園の伝統と革新が融合する一日
2024年5月12日、開成学園のグラウンドでは、153回目の大運動会で生徒たちの熱気と歓声に包まれました。新しい校舎建築工事の影響を多少は受けながらも、昨年に比べ一般にも開放され、我々保護者も応援に大いに盛り上がりました。生徒たちの創意工夫が光る一日となりました。
各学年の競技種目は
馬上鉢巻取り(中1): 中学1年生による伝統的な競技で、騎馬戦のような勇壮な姿が見られます
綱取り(中2): 中学2年生が力と力のぶつかり合いを見せる綱引き
俵取り(中3): 中学3年生によるチームワークと戦略が試される競技です
騎馬戦(高1): 高校1年生による騎馬戦は迫力満点
棒倒し(高2・高3): 高校2年生と3年生が繰り広げる棒倒しは、運動会のクライマックスを飾ります
コロナ禍からの復興
コロナ禍による中止や制約を乗り越え、今年はほとんど制約のない運動会が挙行されました。昨年からマスク着用が自主判断となり、生徒たちの笑顔がより一層輝く運動会となりました。
生徒たちの自主性を尊重する伝統行事として、毎年、高校3年生が下級生の指導を行い、応援団やアーチ(壁画)、エールの準備を1年前から行い、その努力が結実・爆発する男子校ならではの運動会。先輩の熱い指導と色ごとの作戦でぶつかり合います。アーチはどの色も迫力満点。圧巻です。
早朝7時から始まり夕方18時までのロングな一日。伝統の重みと進化する開成生のパワーを感じた一日でした。
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